国土交通省では、ユニバーサル社会の実現に向けた施策の一環として、歩行空間における段差や急勾配といったバリアを避けた最短ルート選択や案内が可能となる等、デジタルを活用したサービス(通称:歩行空間ナビ)の普及・高度化を図るべく、様々な取組を進めています。
歩行空間ナビには、バリアの情報等を含むネットワークデータが用いられます。このデータを用いると、車椅子利用者やベビーカー利用者のみならず、今後様々な現場での活躍が期待されている自動配送ロボットや自動運転車椅子等も、任意の出発地から目的地までバリアを避けた最短ルートを移動することが可能となります。
今後、このような観点で人やロボットが円滑に移動できる環境をより早期に実現することを目指し、広く関係者の皆様方と最新の技術や研究、事業、取組等に関する情報共有や意見交換を行うことを目的に、「人・ロボットの移動円滑化のための歩行空間DX研究会」を設立しました。
本研究会の趣旨や活動にご関心のある皆様方からの多くのご参加をお待ちしております。